のぶパパ君のうつ病回復日記

うつ病からの生還者

僕の日記読みませんか?5

普段は家事全般をやっている。妻は仕事から帰ってくると洗濯物も片付けてあって、ご飯もすぐに食べれるから嬉しいと言ってくれる。これは、僕にとって救いの言葉になっている。 
 数日前だが子供達がリビングで、勉強している時、夏目漱石の「こころ」の話になった。これって「主人公、自殺するね~」と言った瞬間、弟が「おい!」と言って姉の方を見る。その「おい!」という言葉もそんなに強い口調ではなく、笑いながら言っていた。二人とも心配してくれているのだと思う。
 今はだいぶ落ち着いて死を考えることはなくなってきた。
 妻が帰ってきてから仕事の話をする。その日は嫌な記憶が増殖したのか夢の中でも追い詰められ苦しくなってうなされて夜中に目が覚めた。
2月2日続きを書く
 今日は母親と昼食を食べた。離れて暮らしていることもあり久しぶりだ。
 まず病の事を話した。今は気持ちが安定していることも話した。黙って聞いてくれていたが僕に「一つだけお願いがある」と言った。なんだろうと思った。
 母が言いたかったのは、妻に妻の両親の悪口や愚痴を言わないで欲しいとのことだった。ハッとした。僕は、勤務している頃から言っていた。病気のせいではない、言い訳をすれば対応を変えて欲しかったし、やれていないことも勿論あったと思うがやれていたこともあったはず、少しは認めてもらいたかった。それが一つもなかった事について、とても辛かった。あの工場に18年働いて何か貢献できたのかも、今ではわからない。無いと言われればそれまでである。
 今日、母親と話してみて改めて僕の母親は凄いなぁと思う。今日話した内容は文章にするのは難しいので、自分の中に大事にしまっておくことにする。母親の考え方に尊敬をした。それを書いておく。